爽やかな風が吹く秋晴れのとてもいい日に、10月期生の入学式を行うことができました。
10月生の入学式は毎年恒例の、在校生によるウェルカムプレゼンテーションです。
クラスで何をするかを考え、授業外の時間を使って練習していたようです。
今年は、歌やダンスに加え、スピーチ、ギター演奏、劇など、趣向を凝らした内容となっていました。
どの発表もすばらしく、新入生たちへの思いが表現できていたように思います。
もちろん、決して完璧な発表だったわけではありません。歌が上手だったかと言われれば、そうでもないし、うまくできなかったところもありました。
それでも、なぜか心を動かされます。
ステージに立つ学生たちを見ながら、これまでのいろいろな出来事が思い出されました。
「あの学生は、あんなことで悩んでいたこともあったな」
「あのときは、なかなかうまくいかなくて大変だったな」
「このクラスも、いろいろな問題があったけれど、みんなで乗り越えてきたんだよな」
そんなことを思い出しながら見ていると、今、目の前で一生懸命に歌ったり、踊ったりしている学生たちの姿が、なんとも頼もしく感じられ、センパイの顔をしていました。
きっと、初めて彼らの発表を見た人には、私たちと同じものは見えていないのだろうと思います。
私たちが見ているのは、その日のステージだけではないからです。
そこに至るまでの、一人ひとりの悩みや葛藤、失敗や挑戦、そして少しずつ変わってきた姿。
そんな、これまでの時間が重なって見えているのだと思います。
だから、歌が上手かどうか、発表が完璧だったかどうかなんて、あまり関係ないのかもしれません。
学生たちの成長というのは、試験の点数や日本語がどれだけ上手になったかということだけでは、なかなか測れないものです。
日々、一緒に過ごし、いろいろな出来事を共有してきたからこそ気づける変化があります。
今回の入学式は、そんな一人ひとりの歩みを改めて感じることのできた、とても幸せな時間でした。
学生のみなさん、すてきな発表をありがとう。
そして、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!南大阪国際語学学校に来てくれて、感謝!