第4弾では、成果物展覧会の埴輪や写真コンテスト以外に展示したものについてご紹介したいと思います。
この3月に卒業予定の学生がいるクラスでは、それぞれプロジェクトワークをしてきました。
このプロジェクトワークでそれぞれが制作した成果物を、展覧会では展示しました。
「つながる」「伝える」を大きなテーマに。
「歌」をテーマに自国の好きな歌を日本語に翻訳してクラスメイトにその良さを伝えたり、日本の歌について調べ、日本の好きな歌について伝えた「歌のプロジェクト」
南大阪に入学してくる後輩たちのために、この地で生活していく上で必要な、そして役に立つ「漢字」をテーマに、自分たちでどの漢字が必要か?というところから考えて制作した「漢字教材プロジェクト」
南大阪の学校について「世界に伝える」をテーマに、学校の寮や周辺地域、学生生活、そして先輩のインタビューなど、何をどうやって伝えるか?から考えて紹介動画を制作した「SILS発信プロジェクト」
「学校をアートしよう!」をテーマに、学校をもっとステキに、もっとかっこよくするにはどうしたらいいか?から考え、制作したいものを計画し、制作にかかる費用を調べ、交渉などもやって、制作にとりかかった「アートプロジェクト」
自分たちが住み、生活をしてきたこの町の良さを知り、世界に伝えること、学校を卒業して他の地に引っ越してもこの町に住んだことを忘れず、そしてこの町について語れる人になる!という目的で地域のどこに何があるのか?から調べ、まさに自分たちの足で向かい、自分たちの目で見て、地域の方たちと関わりながら町の紹介資料を制作した「地域発信プロジェクト」
それぞれが制作した成果物はどれもすばらしいものでしたが、何よりも創る過程で、仲間と相談したり、ときにはぶつかり合ったりしながら、どうやって仲間にうまく伝えればいいか、どうやって仲間とうまくつながればいいかという、まさに大テーマの「伝える」「つながる」を体感していました。
それらの過程があるからこそ、成果物が輝いて見えます。